MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を導入した理由と浸透の現在

社内フレームワーク

《目次》

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こんにちは、KiizanKiizan(キーザンキーザン)の井上です。

みなさんはMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)にどんなイメージを持ちますか?
僕はMVVは体育会系の会社が導入していて、社長のワンマン感が出てしまうイメージがあり、MVV導入に少し苦手意識がありました。

とは言いつつも、2020年5月KiizanKIizanにMVVを導入しました。
今回の記事では、なぜMVVを導入したのか、またMVVが浸透するためにしたことやMVVによるKiizanKiizanの変化をお伝えしていきたいと思います。

◎MVVが必要になった経緯

これまでKiizanKiizanは、『leeap』のミッションである衣のすべてを任せられる「衣のパートナー」になることを、共通言語として打ち合わせや今後の方針を決めるときに使っていました。

しかし、少しずつ事業や組織の規模が大きくなり、誰かが誰かにフィードバックをするときについつい言いすぎてしまうことや、それによって言われた方が腹を立ててしまうことがありました。開発会議では「この機能は本当に必要なのか?どうなのか?」という議題に対して、何を優先して考えるべきかが決まっていなくて、結論がまとまるまでに時間がかかることが増えていました。

そしてミッションのための行動指針があれば、今よりもっとKiizanKiizanは強くなれると思い、MVVを導入し設定することにしたのです。

◎MVVの浸透

KiizanKiizanにとってミッションとは「目指すべき方向」です。
そこでミッションを実現するための行動指針として5つのバリューを設定しました。

MISSIONーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『衣のすべてを任せられる存在に』

わたしたちは日々の生活における洋服を使うシーンでのコーデを任せてもらう、衣に関する課題を解決することができる未来を達成します。

VALUEーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

①パートナー課題から考よう
パートナーの課題を解決するだけに集中します。

②敬意をもとう
プロ同士が集まる組織として相手の意図を想像しながら議論します。

③オーナーシップ(自分ごと)で仕事をしよう
仕事を始める時は誰がいつ何をするのか明確にして、自分ごとで仕事をします。

④はじめる前に話をしよう
はじめるまえに、はじめる目的を共有、対話し、施策を実行します。

⑤良くなることは何でも言おう
誰もがフラットに目的から考えて議論し、良いことは、何でも取り入れます。

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5つのバリューは「いま大事にしている行動指針」ではなく「これから伸ばしていきたい行動指針」を設定しています。出来ていることよりも、出来ないことを行動指針に設定することでミッションを達成するスピードを少しでもあげたいと考えています。日々仕事の意思決定において悩むときにバリューを使い、判断の精度をあげてもらう意図もありました。

しかしMVVは作っただけで、みんながバリューに沿って行動する!という魔法のようなことは起きません。
もしも僕が、魔法の杖を持っていて、おでこに傷があるなら別の話だったのですが。。。

5つのバリューがみんなに浸透するために、シンプルにあの手この手でコツコツと浸透するための行動をやり続けました。会議中に「MVV5つみんな言ってみよう!」とクイズをしたり、雑談で「良くなることは何でも言おう、今日の僕の服どう思う?(完全に普通だと思う!)」とMVV的な要素を盛り込んだり、みんなの記憶に残るように少しは嫌がることを織り交ぜながら、MVVの浸透を進めました。

ちなみに、クイズは何回やっても(1人3回ぐらいやったような)誰も全問正解できないのが続きましたが、ようやく2週間後に全員合格!5つのクイズぐらいみんな一発で正解してくれー!と思ってましたが、設定した僕も何度か不正解に。焦ると正解出すのは難しい。。。

◎MVVの現在の役割


MVV導入から現在まで、KiizanKiizanのみんなにMVV浸透はあの手この手で出来できました。
そして早くも、みんなの行動の変化を感じます!

「パートナー課題から考えよう」というバリューによって、パートナー課題とはなんだろう?どういうことなんだろう?とみんなが考えます。それにより、対話が始まって「パートナー課題とはこう思う」「いや衣のパートナーになるためという目的から考えて今の課題はこれ」などパートナーの体験についての理解は深まりました。

KIizanKiizanではOKR(Objective key result)を運用しているので、ミッションにそってOKRを設定し(OKR3ヶ月で達成すべきことを決める)→目的からズレていることを1on1MTGでMVVを通じてフィードバックするというサイクルになりつつあります。意思決定のスピードと判断の精度は確かに上がりました。

しかし、5つの行動指針を本当に良いものにするにはもう少しアップデートは必要です。たとえば「良くなることは何でも言おう」という行動指針が先走って、相手に少し強めのフィードバックに対して、もうひとつのMVVの行動指針において「敬意をもとう」という概念とコンフリクトを起こすことがあります。(これは1on1MTGを通じて、敬意や良くなることは何でも言うとはどういうことなのか?をすり合わせました)

そういった形でのアップデートはこれからまだまだ必要ですが、いまKiizanKiizanのメンバーが増えていくフェーズでMVVはとても便利で、1on1MTGや対話のひとつの軸となって話すことが出来ています。


わたしたちのようなフェーズにあるスタートアップこそ、MVVは有効に使えるというのは言えると思います。
僕はMVVに苦手意識がありましたが、これからもKIizanKiizanのみんなと会社にとって良くなることはやっていきたいです。


【社内MVV資料】

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ちりとてちん!井上でした!

この記事を通じて、なぜMVVを導入したのか、またMVVが浸透するためにしたことやMVVによるKiizanKiizanの変化をお伝えしました。
KiizanKiizanでは、一緒に目的思考で開発をしたいエンジニアを募集しています。

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